2008年02月03日
九州、平戸へ -その4-
さあいよいよ最終日。15時前には‘ある方法’で帰路につくことにしてるもんで、それまで何処を
回れるやろか?・・・と悩んだ結果、地元で眺めがええと評判の川内峠なるところへ行くことに。
平戸市街を外れて上りにかかって約30分後、いつの間に辺りがこんな感じで開けてきて・・・

こういう景色が眺められるようになります。

なんか、奈良の若草山から海が見えてるみたいやなぁ。昨日みたいに遠出するのもええけど、
一転して市街地の近くにもこんなええとこがあるとは・・・なんか平戸島は不思議な島やなぁ。

どの方向に向いても、こんな感じで海が見えます。

この後、市街へ戻って適当にブラブラして、昼飯にもう一度平戸ちゃんぽん喰うてんけど、今度
は鯨ちゃんぽんにしてみてん。その名の通り、鯨の肉が入ってるねんけど、スープがピり辛系
になってて、これもこれで結構いけた。ただ、肝心の鯨肉が少なめやってんけど時節柄、これは
しゃあないか。
この後、ホテルに戻ってここで、今までお世話になった自転車をバラして輪行袋に収納。
そう、最初に書いてた‘ある方法’とは、ホテルから福岡、博多駅行き直行バス「平戸ロマン号」
でおま。なんせ料金が片道¥500!参考までに、初日に降り立ったMRたびら平戸口駅まで
路線バスで行ったら¥270・・・(^^;)・・・。
最も、この平戸海上ホテルとあと2件、どこやったか忘れたけど地元の有力ホテルとが共同で
チャーターしてる観光誘致目的のバスで、当然、以上のホテルに泊まらんと乗られへんように
なってるから、この値段でいけるんやろなぁ。
帰る段取りを済ませたら、もう一度、露天風呂に入らせてもろて、15時前にホテルの前まで
来てくれたバスに乗車。予想通り、平日だけあって、お客さんは僕を入れてわずか6人。そんな
状態やから、輪行袋も何の問題もなく搭載してもろて、お世話になったホテルの人らから見送
り受けて、さあ出発・・・と言いたいところが、車内に入ったとたんに、一つ大事な事に気がつい
た。「げっ!このバス、トイレあれへん・・・(^^;)」
最近は高速バス関係にはトイレついてるもんやから、ついそれに慣れ切ったもんで、危ない危
ない・・・。もちろん、一旦降りて‘対策’してきて、今度こそ晴れて出発。
暫く平戸での思い出に浸ってる間に早くも平戸大橋に差し掛かる。
実は、僕がこのバスを選んだ理由の一つが‘どういうルートで博多駅まで行くんやろ?’との
疑問やってんけど、‘平戸大橋渡ったら国道204号を右曲がって佐世保から高速乗るんとちゃう
か?’なんて大体の予測はたてとった。ところが橋渡ったら、なんと予想とは逆の、左に曲がっ
て、いきなり見事にハズレ・・・(^^;)。
・・・で、結論から言うたら、松浦ー伊万里湾大橋ー唐津・・・と、一部区間を除いて、ひたすら
下道を走っての道中やってん。しかも唐津あたりから高速があるのにそれにも乗らん徹底ぶり。
さらには、明らかに渋滞回避のための回り道をしてる感じの区間もあって、でもそのおかげで
渋滞にはほとんどあわんかったし、なかなかクセのあるバスやったりする・・・(^^;)。
まあ、運転手さんの長年の経験の賜物なんやろなぁ。
唐津近くでトイレ休憩。

まあ、伊万里手前までは、行きに乗ってきたMRの線路を今度は眺める格好になって・・・いや
それどころか偶然、列車と併走したし、唐津辺りからは、今度はJR筑肥線の電車と何回も出会う
たりして、前にも書いたけど、乗ったことある鉄道線をあえて違う角度から眺められて新鮮でお
もろかったし、何よりも下道だけあって、地元の人らの表情が間近に観察できたりして、それが
福岡市内に近づいてきたら、だんだん都会の雰囲気に変わってくるのが感じられたり・・・。
・・・・とまあ、ごっちゃに書いてんけど、3時間ちょっとの間に色々と楽しめた、なかなか
有意義?なバスの旅やったなぁ。
でも、何よりも有難かったのは、直行で博多駅まで行けたこと。なんせ、普通やったら、この
区間は最速ルートでも3回は乗り換えんとあかんのやから・・・。
そんなわけで、ここまできたら、後は久々に新幹線のお世話になることに。こういう類の乗り物
には、今まで‘経済的事情’でなかなか縁がなかってんけど、最近はこういう割引切符のおかげ
で、結構、気楽に乗れたりします。山陽新幹線新大阪~博多間2枚切符。

一応、その名の通り、2枚セット売りやねんけど、チケット屋でしっかりバラ売りしてます。
ホームに上がれば、まずは旧型の0系がお出迎え

その隣には4両になった100系。一時は2階建て食堂車を連結してたのが信じられへん落ちぶれ?た姿。

2枚切符ではのぞみにも乗れるもんやから、この旅のシメとして、最新型のN700系「のぞみ54号」に乗車。

時間の都合で先頭車両が撮れんかったもんで、パンフレットの写真ですんまへん・・(^^;)・・。

輪行袋の置き場所も難なくゲット。実は駅で指定席押さえてもらうときにここの席希望したもんで・・。

というわけで、一人打ち上げ開始!新幹線の中でもこれ・・・(^^;)・・・。

なんせ、車内販売があるもんやから、この後、何杯買ったやら・・・(^^;;)・。そんなこんなで、
新大阪までの約2時間15分はあっという間に過ぎてしもた。
それにしても2時間ちょっとで博多から大阪までとは、当たり前やけどやはり速い!
行きに同じく区間を夜行列車で約9時間かけてきただけに、余計にそう感じるんかなぁ。
それに、意外やったのが、「ただでさえ新幹線はトンネルばっかりやし、おまけに夜やから、景色
なんかほとんど楽しまれへんやろ」なんて思うてたんが、いざ乗ってみたら意外とそうでもなかってん。
確かにトンネルも多いけど、街中ではほとんど高架橋の上を走って眺めええしし、それに街の灯
や車のライトなんかで、結構、辺りの雰囲気がわかるし、これはこれで、昼とまた違った眺めが
楽しめるんやなぁ。
・・・・という感じで、今回の旅はこれにて終了。今回も、そんなつもりなかってんけど、結果的に
夜行列車、ローカル線、自転車、バス、新幹線・・・と、結構、色々な乗り物のお世話になった旅
でした。
-終わりー
回れるやろか?・・・と悩んだ結果、地元で眺めがええと評判の川内峠なるところへ行くことに。
平戸市街を外れて上りにかかって約30分後、いつの間に辺りがこんな感じで開けてきて・・・

こういう景色が眺められるようになります。

なんか、奈良の若草山から海が見えてるみたいやなぁ。昨日みたいに遠出するのもええけど、
一転して市街地の近くにもこんなええとこがあるとは・・・なんか平戸島は不思議な島やなぁ。

どの方向に向いても、こんな感じで海が見えます。

この後、市街へ戻って適当にブラブラして、昼飯にもう一度平戸ちゃんぽん喰うてんけど、今度
は鯨ちゃんぽんにしてみてん。その名の通り、鯨の肉が入ってるねんけど、スープがピり辛系
になってて、これもこれで結構いけた。ただ、肝心の鯨肉が少なめやってんけど時節柄、これは
しゃあないか。
この後、ホテルに戻ってここで、今までお世話になった自転車をバラして輪行袋に収納。
そう、最初に書いてた‘ある方法’とは、ホテルから福岡、博多駅行き直行バス「平戸ロマン号」
でおま。なんせ料金が片道¥500!参考までに、初日に降り立ったMRたびら平戸口駅まで
路線バスで行ったら¥270・・・(^^;)・・・。
最も、この平戸海上ホテルとあと2件、どこやったか忘れたけど地元の有力ホテルとが共同で
チャーターしてる観光誘致目的のバスで、当然、以上のホテルに泊まらんと乗られへんように
なってるから、この値段でいけるんやろなぁ。
帰る段取りを済ませたら、もう一度、露天風呂に入らせてもろて、15時前にホテルの前まで
来てくれたバスに乗車。予想通り、平日だけあって、お客さんは僕を入れてわずか6人。そんな
状態やから、輪行袋も何の問題もなく搭載してもろて、お世話になったホテルの人らから見送
り受けて、さあ出発・・・と言いたいところが、車内に入ったとたんに、一つ大事な事に気がつい
た。「げっ!このバス、トイレあれへん・・・(^^;)」
最近は高速バス関係にはトイレついてるもんやから、ついそれに慣れ切ったもんで、危ない危
ない・・・。もちろん、一旦降りて‘対策’してきて、今度こそ晴れて出発。
暫く平戸での思い出に浸ってる間に早くも平戸大橋に差し掛かる。
実は、僕がこのバスを選んだ理由の一つが‘どういうルートで博多駅まで行くんやろ?’との
疑問やってんけど、‘平戸大橋渡ったら国道204号を右曲がって佐世保から高速乗るんとちゃう
か?’なんて大体の予測はたてとった。ところが橋渡ったら、なんと予想とは逆の、左に曲がっ
て、いきなり見事にハズレ・・・(^^;)。
・・・で、結論から言うたら、松浦ー伊万里湾大橋ー唐津・・・と、一部区間を除いて、ひたすら
下道を走っての道中やってん。しかも唐津あたりから高速があるのにそれにも乗らん徹底ぶり。
さらには、明らかに渋滞回避のための回り道をしてる感じの区間もあって、でもそのおかげで
渋滞にはほとんどあわんかったし、なかなかクセのあるバスやったりする・・・(^^;)。
まあ、運転手さんの長年の経験の賜物なんやろなぁ。
唐津近くでトイレ休憩。

まあ、伊万里手前までは、行きに乗ってきたMRの線路を今度は眺める格好になって・・・いや
それどころか偶然、列車と併走したし、唐津辺りからは、今度はJR筑肥線の電車と何回も出会う
たりして、前にも書いたけど、乗ったことある鉄道線をあえて違う角度から眺められて新鮮でお
もろかったし、何よりも下道だけあって、地元の人らの表情が間近に観察できたりして、それが
福岡市内に近づいてきたら、だんだん都会の雰囲気に変わってくるのが感じられたり・・・。
・・・・とまあ、ごっちゃに書いてんけど、3時間ちょっとの間に色々と楽しめた、なかなか
有意義?なバスの旅やったなぁ。
でも、何よりも有難かったのは、直行で博多駅まで行けたこと。なんせ、普通やったら、この
区間は最速ルートでも3回は乗り換えんとあかんのやから・・・。
そんなわけで、ここまできたら、後は久々に新幹線のお世話になることに。こういう類の乗り物
には、今まで‘経済的事情’でなかなか縁がなかってんけど、最近はこういう割引切符のおかげ
で、結構、気楽に乗れたりします。山陽新幹線新大阪~博多間2枚切符。

一応、その名の通り、2枚セット売りやねんけど、チケット屋でしっかりバラ売りしてます。
ホームに上がれば、まずは旧型の0系がお出迎え

その隣には4両になった100系。一時は2階建て食堂車を連結してたのが信じられへん落ちぶれ?た姿。

2枚切符ではのぞみにも乗れるもんやから、この旅のシメとして、最新型のN700系「のぞみ54号」に乗車。

時間の都合で先頭車両が撮れんかったもんで、パンフレットの写真ですんまへん・・(^^;)・・。

輪行袋の置き場所も難なくゲット。実は駅で指定席押さえてもらうときにここの席希望したもんで・・。

というわけで、一人打ち上げ開始!新幹線の中でもこれ・・・(^^;)・・・。

なんせ、車内販売があるもんやから、この後、何杯買ったやら・・・(^^;;)・。そんなこんなで、
新大阪までの約2時間15分はあっという間に過ぎてしもた。
それにしても2時間ちょっとで博多から大阪までとは、当たり前やけどやはり速い!
行きに同じく区間を夜行列車で約9時間かけてきただけに、余計にそう感じるんかなぁ。
それに、意外やったのが、「ただでさえ新幹線はトンネルばっかりやし、おまけに夜やから、景色
なんかほとんど楽しまれへんやろ」なんて思うてたんが、いざ乗ってみたら意外とそうでもなかってん。
確かにトンネルも多いけど、街中ではほとんど高架橋の上を走って眺めええしし、それに街の灯
や車のライトなんかで、結構、辺りの雰囲気がわかるし、これはこれで、昼とまた違った眺めが
楽しめるんやなぁ。
・・・・という感じで、今回の旅はこれにて終了。今回も、そんなつもりなかってんけど、結果的に
夜行列車、ローカル線、自転車、バス、新幹線・・・と、結構、色々な乗り物のお世話になった旅
でした。
-終わりー
Posted by チャリダーRYO at
17:28
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