2008年10月20日
加賀から越前へ
鉄道の日記念、JR西日本乗り放題切符使うて前から行きたい思うてたエリアに行ってきました。
まずは、高槻5時発の京都行き始発電車を皮切りに、前回、夏に越前海岸に行った時と同じ乗り継ぎで北陸方面へ。
ただし、今回は、敦賀からも福井まで乗りとおして、さらに福井から金沢行きに乗り継ぎます。
福井駅にて、敦賀からの福井止め(左)と福井発金沢行き

同じ形式の電車やねんけど、金沢行きのほうが、昔、急行列車に運用されてた時の塗装になっとる。なんかなつかしいなぁ。
ついでに車内にも懐かしいアイテムを発見。ボックス席の窓際テーブルにあった栓抜き。ペットボトルどころか缶入り飲料さえなかった時代の必需品?です。

途中、粟津駅にてサンダーバードの通過待ち。

これやったら、3時間遅うに家を出れるねんけど、値段は倍以上・・・・っていう以前に、今回、お世話になってる乗り放題切符では乗れません。
そんなわけで、延々と普通電車に揺られて、金沢の一駅手前の西金沢駅で下車。その隣にある、北陸鉄道石川線新西金沢駅から、終点の加賀一宮駅目指して・・・・と言いたいとこやけど、そないしたら、起点側の新西金沢駅から野町駅までを乗り残してまうから、すぐやってきた野町行きの電車で一旦、逆方向へ。どうせここで待ってても同じ時間になるもんで。
ほんで、野町駅から同じ電車で折り返したら、さあ、お楽しみの時間?の始まり。そう、ここの電車は平日の昼間時間帯(休日は終日)に、自転車をそのまま乗せてくれるもんで。
そんなわけで、とりあえず、輪行状態で持ち込んでんけど・・・。

早速、運行中の車内で組み立て開始!

荷造りを解いて・・・

車輪を付けて・・

車体を起こして、ネジ類の締め付けチェックをして、ハイ出来上がり。後はこのように車内の隅にうまいこと収めます。

・・・と書くと、スムーズにいったようやけど、実際には、なんせローカル私鉄でよう揺れるもんやから、組み付けに苦労したり、横に一旦置いた車輪が車内のあらぬ方向へ転がっていったり・・・・と、結構、難儀します・・・(^^;)・・・。
幸いなことに、2両編成中、自転車は後ろの車両に積むことになってるねんけど、ワンマン運転で2両目はドアが開かへんもんやから、他のお客さんはみんな1両目に乗ってくれてて、後ろの車両は実質貸切状態。おかげさんで、他の人らには迷惑かからんかってんけど、‘けったいな奴がおる’やなんて、ハナから避けられたかも・・・(^^;)・・・。
落ち着いたら、終点までのんびりローカル線の旅。途中ですれ違った電車は、東京の京王電車からの中古車

そして、乗ってきた電車は、東急からの中古車・・・と、ここでも地方私鉄に良くあるパターンの‘電車版中古車センター’化してます。

角度を変えて・・。

反対側、いずれも終点の加賀一宮駅にて

なかなか風格のある駅舎やねんけど・・

無人駅なもんで、中は結構荒れてたりします。

乗ってきた電車の運転手さんが「ここらへんはどんどん人が少のうなってる」やなんて、ぼやくように話しかけてたところをみると、この地域も景気悪いんかなぁ・・・。
電車を降りたら、今度は廃線跡。かつてさらに先の白山下まで走ってたらしい。今ではそのままサイクリングロードになってます。
途中の橋。

実は、廃線後に一旦、ここの鉄橋を解体してんけど、金沢市内に架かってて、やはり拡張工事で不要になった道路用の橋を移設してきて復活させたらしい。

その旨書いた、説明版

要はただでさえ、さっきの運転手さんの話の通り、過疎でお客さんが少のうなったうえに、ここの橋の老朽化がトドメとなって、廃線になったみたいや。
かつて、こんな感じやったそうな

山間の廃線跡はまだまだ続く

かつての終点の白山下駅跡

なんと、元駅舎がまだ残ってました・・・が、残念ながら、取り壊し作業中・・(;;)・・。

工事業者さんが昼休憩中やったもんで、特別に許可もろて、中を見学。ホームの跡

切符売り場

幸いな事に、ただ壊すんやなしに、建て替えるとの事。今後もバスの待合所として使うそうです。
ここからは、普通の道。まずその前にドライブイン風の飯屋さんで腹ごしらえ

・・・の前にこうゆうものを・・・。

一応、ノンアルコールのビールやから、ご心配なく・・・(^^;)・・。
メインディッシュ?はおろしそば大盛り

これにご飯つき。チャリダーにとってはこういう組み合わせはまさにハイオクガソリンに相当します。

燃料満タンでいざ国道157号線を勝山方面に山越えへ

ダム横を過ぎて・・

一気に山深くなってきて・・

峠の谷トンネルへ

そして、トンネルを抜けると、そこは福井県だった


後は勝山の街へ下るだけ。時間に余裕あるもんやから、国道を外れて旧道下って見たら、途中の集落にこんな不思議な光景発見。ご覧のように、お寺の境内を公道が横切っています。

それにしても、ニワトリとタマゴやないけど、お寺と道とどっちが先に出来たんやろ?
下りきって、勝山駅まで向かうはずが、いつものパターンで‘勝山温泉センター水芭蕉’に転がり込んで・・・

更に、ここから勝山駅行きのバス路線があるのも見つけて、ここで自転車バラして入浴。スベスベしててええお湯やったなぁ。これで¥500は安い!

さっぱりした後、やってきたバスのお客さんは他に2人。彼らはすぐに降りてしもて、終点勝山駅までなんと貸切状態!おかげさんでこんな堂々と輪行袋持ち込めました。

運転手さんからも「もう誰も乗って来ないから好きなとこ置いてええ」やなんて言われたもんで・・・。

お世話になった、福士交通勝山コミュ二ティバス。運賃はなんと¥100!おそらく勝山市辺りから補助金出てるんやろなぁ。

夕暮れ時の越前鉄道勝山駅

夏に三国港からの三国線に乗って以来、路線が違う勝山線とはいえ、こないに早うにまた乗ることになるとは思わなんだ。

輪行袋無事に収めて・・・。

例によって、1人打ち上げ・・・(^^;)・・。

帰りもローカル私鉄に揺られて、ついうとうと・・。ほんで、福井からは、これも夏の越前海岸の時と同じ乗り継ぎで家路に・・。
なんと、またリバイバル塗装編成に当たりました。

ほんで敦賀からは馴染みの形式の車両になって・・・

懲りずに1人2次会・・(^^;)・・・。

・・・・という具合に、今回、普通電車、ローカル私鉄×2、自転車、路線バス・・・と、地味ながらバラエティにとんだ乗り物のお世話になった旅でした。
まずは、高槻5時発の京都行き始発電車を皮切りに、前回、夏に越前海岸に行った時と同じ乗り継ぎで北陸方面へ。
ただし、今回は、敦賀からも福井まで乗りとおして、さらに福井から金沢行きに乗り継ぎます。
福井駅にて、敦賀からの福井止め(左)と福井発金沢行き

同じ形式の電車やねんけど、金沢行きのほうが、昔、急行列車に運用されてた時の塗装になっとる。なんかなつかしいなぁ。
ついでに車内にも懐かしいアイテムを発見。ボックス席の窓際テーブルにあった栓抜き。ペットボトルどころか缶入り飲料さえなかった時代の必需品?です。

途中、粟津駅にてサンダーバードの通過待ち。

これやったら、3時間遅うに家を出れるねんけど、値段は倍以上・・・・っていう以前に、今回、お世話になってる乗り放題切符では乗れません。
そんなわけで、延々と普通電車に揺られて、金沢の一駅手前の西金沢駅で下車。その隣にある、北陸鉄道石川線新西金沢駅から、終点の加賀一宮駅目指して・・・・と言いたいとこやけど、そないしたら、起点側の新西金沢駅から野町駅までを乗り残してまうから、すぐやってきた野町行きの電車で一旦、逆方向へ。どうせここで待ってても同じ時間になるもんで。
ほんで、野町駅から同じ電車で折り返したら、さあ、お楽しみの時間?の始まり。そう、ここの電車は平日の昼間時間帯(休日は終日)に、自転車をそのまま乗せてくれるもんで。
そんなわけで、とりあえず、輪行状態で持ち込んでんけど・・・。

早速、運行中の車内で組み立て開始!

荷造りを解いて・・・

車輪を付けて・・

車体を起こして、ネジ類の締め付けチェックをして、ハイ出来上がり。後はこのように車内の隅にうまいこと収めます。

・・・と書くと、スムーズにいったようやけど、実際には、なんせローカル私鉄でよう揺れるもんやから、組み付けに苦労したり、横に一旦置いた車輪が車内のあらぬ方向へ転がっていったり・・・・と、結構、難儀します・・・(^^;)・・・。
幸いなことに、2両編成中、自転車は後ろの車両に積むことになってるねんけど、ワンマン運転で2両目はドアが開かへんもんやから、他のお客さんはみんな1両目に乗ってくれてて、後ろの車両は実質貸切状態。おかげさんで、他の人らには迷惑かからんかってんけど、‘けったいな奴がおる’やなんて、ハナから避けられたかも・・・(^^;)・・・。
落ち着いたら、終点までのんびりローカル線の旅。途中ですれ違った電車は、東京の京王電車からの中古車

そして、乗ってきた電車は、東急からの中古車・・・と、ここでも地方私鉄に良くあるパターンの‘電車版中古車センター’化してます。

角度を変えて・・。

反対側、いずれも終点の加賀一宮駅にて

なかなか風格のある駅舎やねんけど・・

無人駅なもんで、中は結構荒れてたりします。

乗ってきた電車の運転手さんが「ここらへんはどんどん人が少のうなってる」やなんて、ぼやくように話しかけてたところをみると、この地域も景気悪いんかなぁ・・・。
電車を降りたら、今度は廃線跡。かつてさらに先の白山下まで走ってたらしい。今ではそのままサイクリングロードになってます。
途中の橋。

実は、廃線後に一旦、ここの鉄橋を解体してんけど、金沢市内に架かってて、やはり拡張工事で不要になった道路用の橋を移設してきて復活させたらしい。

その旨書いた、説明版

要はただでさえ、さっきの運転手さんの話の通り、過疎でお客さんが少のうなったうえに、ここの橋の老朽化がトドメとなって、廃線になったみたいや。
かつて、こんな感じやったそうな

山間の廃線跡はまだまだ続く

かつての終点の白山下駅跡

なんと、元駅舎がまだ残ってました・・・が、残念ながら、取り壊し作業中・・(;;)・・。

工事業者さんが昼休憩中やったもんで、特別に許可もろて、中を見学。ホームの跡

切符売り場

幸いな事に、ただ壊すんやなしに、建て替えるとの事。今後もバスの待合所として使うそうです。
ここからは、普通の道。まずその前にドライブイン風の飯屋さんで腹ごしらえ

・・・の前にこうゆうものを・・・。

一応、ノンアルコールのビールやから、ご心配なく・・・(^^;)・・。
メインディッシュ?はおろしそば大盛り

これにご飯つき。チャリダーにとってはこういう組み合わせはまさにハイオクガソリンに相当します。

燃料満タンでいざ国道157号線を勝山方面に山越えへ

ダム横を過ぎて・・

一気に山深くなってきて・・

峠の谷トンネルへ

そして、トンネルを抜けると、そこは福井県だった


後は勝山の街へ下るだけ。時間に余裕あるもんやから、国道を外れて旧道下って見たら、途中の集落にこんな不思議な光景発見。ご覧のように、お寺の境内を公道が横切っています。

それにしても、ニワトリとタマゴやないけど、お寺と道とどっちが先に出来たんやろ?
下りきって、勝山駅まで向かうはずが、いつものパターンで‘勝山温泉センター水芭蕉’に転がり込んで・・・

更に、ここから勝山駅行きのバス路線があるのも見つけて、ここで自転車バラして入浴。スベスベしててええお湯やったなぁ。これで¥500は安い!

さっぱりした後、やってきたバスのお客さんは他に2人。彼らはすぐに降りてしもて、終点勝山駅までなんと貸切状態!おかげさんでこんな堂々と輪行袋持ち込めました。

運転手さんからも「もう誰も乗って来ないから好きなとこ置いてええ」やなんて言われたもんで・・・。

お世話になった、福士交通勝山コミュ二ティバス。運賃はなんと¥100!おそらく勝山市辺りから補助金出てるんやろなぁ。

夕暮れ時の越前鉄道勝山駅

夏に三国港からの三国線に乗って以来、路線が違う勝山線とはいえ、こないに早うにまた乗ることになるとは思わなんだ。

輪行袋無事に収めて・・・。

例によって、1人打ち上げ・・・(^^;)・・。

帰りもローカル私鉄に揺られて、ついうとうと・・。ほんで、福井からは、これも夏の越前海岸の時と同じ乗り継ぎで家路に・・。
なんと、またリバイバル塗装編成に当たりました。

ほんで敦賀からは馴染みの形式の車両になって・・・

懲りずに1人2次会・・(^^;)・・・。

・・・・という具合に、今回、普通電車、ローカル私鉄×2、自転車、路線バス・・・と、地味ながらバラエティにとんだ乗り物のお世話になった旅でした。
Posted by チャリダーRYO at
13:25
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